2024年03月31日
この祝福に満ちたイースターの日曜日に集う私たちは、主(しゅ)イエス・キリストが私たち一人ひとりのために捧げてくださった尊い犠牲に対する畏敬と感謝の念でいっぱいです。ルカの福音書24章5~7節には、イエス・キリストが埋葬されているはずの墓の中で神の御使いが女性たちに言った言葉が書かれています。
"彼女たちは恐ろしくなって、地面に顔を伏せた。すると、その人たちはこう言った。『あなたがたは、どうして生きている方を死人の中に捜すのですか。ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、主がお話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず罪人たちの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえると言われたでしょう。』" ルカの福音書 24章5~7節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
この日に私たちは、主イエスが私たちの罪の重荷を背負って十字架上で耐え忍ばれた心痛む犠牲に思いを馳せます。しかし、栄光のイースターの朝、夜が明けるとどうでしょう。死の力は打ち破られ、墓場も私たちの救い主を閉じ込めることはできなかったのです。主イエスが死に打ち勝たれたように、私たちも主とともに新しい命へとよみがえらされるからです。(ローマ6:4)。実を結べずに敗北を感じている人たちにとって、主イエスの復活を記念するこのイースターが、キリストにあって豊かな実を結ぶことの希望を確信する日になりますように。また、罪に縛られていると感じている人たちにとって、復活したキリストの解放と自由が約束される日でありますように。
イースターは、罪と絶望が渦巻く世界においても、キリストの愛から私たちを引き離すものが何一つないことを思い起こさせます。罪と死の重圧は私たちを押し潰そうとするかもしれませんが、復活した主イエスを信頼する者たちには何の効力もありません。主の復活によって、私たちは主とともに永遠に生かされ、復活と回復が約束されているのです。主イエスを死者の中からよみがえらせたのと同じ御霊が、今、私たちの内に宿っておられることを知りながら、復活の力と栄光を喜ぼうではありませんか。復活した救い主の勝利を祝うこのイースターが、皆さんの心を喜びと希望で満たしますように。あなたとあなたの愛する人たちにとって、復活の主の臨在に満たされた祝福のイースターになりますように。
2024年のクリスマスは、12月24日から26日までの3日間、主イエス・キリストの誕生を心から祝うために、全...